1.親鸞聖人 ・・・ “悪人”って?
親鸞聖人は目の前の苦しむ人々を救おうとして、“南無阿弥陀仏を唱えれば極楽往生間違いなし”を口に されて、その結果以後800年にわたって苦しむ多くの人々の心を救ってこられました。 でももしかし たら未だ確信できていないその教えを口にすることで、聖人ご自身は心に大きな罪を負われ、ご自身 を悪人と言われたのかもしれません。もしかしたら息子までも失われたのかもしれない。それでも苦 しむ人々のために頑張られ、みんなが幸せになるための礎となることを覚悟して、その想いを後世の 人たちに託された。私にはそう思え、本当に“ありがたい”ことだと思っています。
2.イエス様 ・・・ ユダを裏切り者と呼ぶのはもう止めませんか?
私は世の中の人々の苦しみを救うために自ら罪を背負われたであろう親鸞聖人とイエス様を知りました。 お二人には同じ“愛”の心があるのではないかと思います。イエス様はその後約2000年に渡って苦し む多くの人々を救い、そして多くの人々に日々“よき人”であるようにと導かれました。最後の戒め は“互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさ い”で、“なんじの隣人を愛せよ”ということでしょうか。
イエス様はあまねく人々が幸せになるようにその罪を一身に背負って、人々が赦されるために十字架の上 でご自身の命を奉げるようなお方です。イエス様の弟子であったがために大きな罪を背負い、自殺と いう方法は間違っていたかもしれませんが、その罪を深く深く悔いたのがユダです。そして2000年に わたって彼は裏切り者と罵られました。イエス様はそんなユダの魂の救済を最も心から願うようなお 方であろうと私には思えます。
私はユダを裏切り者として呼ぶことをもうやめれば良いのではないかと思います。
3.イエス様についての手紙 (2010年)
2010年にイエス様とユダについて考えたことで、私の考えが変ってきた経過です。
4.親鸞聖人についての勉強 (2007年)
2007年に親鸞聖人を知ろうと教行信証含めて調べて書いた随想です。